てぃーちなー日記

沖縄とオーストラリアが大好きな歯医者の日記。健康ネタを中心に趣味の三線やエイサーなど のんびりと。

三里四方のものを食べる

昔は「三里四方のものを食べる。」

と言って、徒歩で行ける範囲の物を食べていれば健康でいられると考えられていたそうです。これは実に理にかなった考え方で、体も土も元をただせば同じものという考え方から来ています。

 

人も作物も同じ環境(土)で育つわけなので、その土から健康に育った作物を食べる事が環境への適応能力を一番高めることになるわけです。

 

一方現代に生きる我々の食生活はどうでしょうか??

 

スーパーに行けば季節を問わず様々な野菜や果物が並び、それを家庭でいつでも食べる事が出来ます。しかしそれは実際には自然の摂理から考えると矛盾した事をしていることになるのです。

 

日本列島を見ても、北は北海道から南は沖縄まで風土や気候は全く違います。四季の中で生きている私達の身体は季節に応じて少しずつ変化しています。その季節に最も適した状態を維持するために。


同じ日本人でも、夏に涼しい北海道と冬でも暖かい沖縄では生まれ持った体質が違い、それぞれに合わせた食べ物や食べ方があるのは当然です。

 

日本人として日本に生まれ育ってきた私達は、やはり日本で採れたものを食べるのが一番。

太陽、土、水のエネルギーが最高潮に達した旬の物を食べる。それによってその時期に体が必要としているものがまかなわれます。

スーパーに買い物に行った時、あらためて旬の野菜や果物を見てみましょう。そこから何かを感じることができるのではないでしょうか。

 

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