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てぃーちなー日記

沖縄とオーストラリアが大好きな歯医者の日記。健康ネタを中心に趣味の三線やエイサーなど のんびりと。

飲み込み( 嚥下) に関して

医療

嚥下(飲み込み)に問題を抱えた患者さんの

 

食事介助やリハビリをして行く上で私達が最

 

も大切にしている事の1つが「よく観察す

 

る」という事です。診る=観察 診察する上で

 

最も基礎的な事が観察するという事です。

 

特に実際に患者さんが食事をされている様子

 

を注意深く観察する事がとても大切になり

 

ます。今回は私自身が誤嚥を問題に抱えて

 

いる患者さんの食事観察で大切にしている

 

ポイントについて書いてみたいと思います。

 

1. 覚醒状態と意思疎通の有無

2. 食欲の有無と嗜好

3. 椅子や車椅子等に座っている姿勢

4. 足の位置、安定性

5. 顔面、頸部の緊張の有無 可動域

6. 麻痺の有無

7. 視力、視野の範囲

8. 肩から指先にかけての動き

9. テーブルや椅子の高さ

10. 食器の種類

11. 食事の形態とメニュー

12. 食事の温度と味、色彩

13. 開閉口運動、開口量

14. 歯牙、義歯の有無

15. 唾液量、流涎の有無。

16. 口腔内外の乾燥感

17. 咀嚼運動の有無

18. 咀嚼側の確認

19. 舌の動き

20. 摂取する順番

21. むせ込みの有無

22. 呼吸音の聴診

23. 嚥下音の聴診

24. 一口量

25. 摂取ペース

26. トータルの摂取量

27. 食事開始から終了までの時間

28. 介助者の観察

等々

まだあげればたくさんありますが、

 

ざっとこれだけの事を中心に観察し、

 

記録に残し問題点の抽出を行い、

 

必要な嚥下リハビリのプランを作成

 

していきます。しっかりと観察する

 

事で、多くの発見があります。

 

高価な医療器具が無くても出来る範囲の

 

事をする。実際に今私が使用しているの

 

も聴診器ぐらいだと思います。

 

観察した情報や他の情報を他職種

 

の方々と共有し、それぞれ専門的な

 

立場から患者さんにアプローチを

 

して行く訳です。

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