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てぃーちなー日記

沖縄とオーストラリアが大好きな歯医者の日記。健康ネタを中心に趣味の三線やエイサーなど のんびりと。

2017年を迎えて。

正月休みを終えて今日から勤務です。

昨年末は色々とあって、ある意味今まで自分が

避けて来た、いや見ようとしなかった一面と本

気で向き合った数日でした。

それに気付かせてくれた妻に心から感謝をしています。

 

昨年の大きな出来事としては私達夫婦に子ども

を授かった事です。この世にこれ以上愛おしいものは無いと言い切れる位息子が可愛いです。

 

この子が社会人として自立できるまで 責任を

持って親の務めを果たさなくてはいけない。

そう心に強く誓いました。

 

2017年を迎えてこれから自分がすべき事は人生を逆算して数え今自分がすべき事を明確にし、それを着実に実行して行かなくてはいけないという事です。

 

家族の今と将来、父として夫としての責任。

 

自分の理想とする歯科医師像。それに近づくための理想と現実。

 

色んな思いが交錯して新年を迎えました。

 

今年もきっと色んな事があるだろうな。

 

たとえそれが困難な事であっても しっかりと

 

それと向き合いたい そう思います。f:id:nankurux:20170104131023j:image

 

目指すもの

私が将来目指すもの。

それは歯科統合医療センターの設立。

 

コンセプト

1. 口腔は全身の健康とリンクしているという考えのもと、歯科の立場から全身疾患にアプローチする。頭痛や肩こり、目眩などの咬合関連症候群や医科では原因不明とされた疾患の症状の緩和や治癒を目指す。

 

2. 疾病予防と未病状態の発見

 

3. 正しい情報の発信と患者教育

 

アプローチの仕方

 

1. 心身にストレスを与えない治療

 

2. スプリント治療を主軸とした咬合治療と

東洋医学や温熱療法、整体、栄養療法などの自然療法や代替療法を組み合わせながら患者本人の持つ自然治癒力を高める治療を行い症状の改善を目指す。また、単に治療を行うだけでなく症状を繰り返さないための生活指導まで行う。

 

3. 職種や専門分野の垣根を取り払い、西洋医学、東洋医学、自然療法などそれぞれの専門家と連携をはかり患者さんの治療にあたる。

飲み込み( 嚥下) に関して

嚥下(飲み込み)に問題を抱えた患者さんの

 

食事介助やリハビリをして行く上で私達が最

 

も大切にしている事の1つが「よく観察す

 

る」という事です。診る=観察 診察する上で

 

最も基礎的な事が観察するという事です。

 

特に実際に患者さんが食事をされている様子

 

を注意深く観察する事がとても大切になり

 

ます。今回は私自身が誤嚥を問題に抱えて

 

いる患者さんの食事観察で大切にしている

 

ポイントについて書いてみたいと思います。

 

1. 覚醒状態と意思疎通の有無

2. 食欲の有無と嗜好

3. 椅子や車椅子等に座っている姿勢

4. 足の位置、安定性

5. 顔面、頸部の緊張の有無 可動域

6. 麻痺の有無

7. 視力、視野の範囲

8. 肩から指先にかけての動き

9. テーブルや椅子の高さ

10. 食器の種類

11. 食事の形態とメニュー

12. 食事の温度と味、色彩

13. 開閉口運動、開口量

14. 歯牙、義歯の有無

15. 唾液量、流涎の有無。

16. 口腔内外の乾燥感

17. 咀嚼運動の有無

18. 咀嚼側の確認

19. 舌の動き

20. 摂取する順番

21. むせ込みの有無

22. 呼吸音の聴診

23. 嚥下音の聴診

24. 一口量

25. 摂取ペース

26. トータルの摂取量

27. 食事開始から終了までの時間

28. 介助者の観察

等々

まだあげればたくさんありますが、

 

ざっとこれだけの事を中心に観察し、

 

記録に残し問題点の抽出を行い、

 

必要な嚥下リハビリのプランを作成

 

していきます。しっかりと観察する

 

事で、多くの発見があります。

 

高価な医療器具が無くても出来る範囲の

 

事をする。実際に今私が使用しているの

 

も聴診器ぐらいだと思います。

 

観察した情報や他の情報を他職種

 

の方々と共有し、それぞれ専門的な

 

立場から患者さんにアプローチを

 

して行く訳です。

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噛み合わせと飲み込みの関係について。

 

私の勤務する病院には内科の療養型病床

と老人施設があるため、頻繁に飲み込みに

問題を抱えた患者さんの診察依頼がきます。

また精神科の慢性期の患者さんも容態が

悪化し、むせ込みが酷いという事で

診察依頼が来ます。飲み込みを「嚥下」

といい、嚥下が上手くいかずむせる事を

「誤嚥」

と呼びます。誤嚥する事が原因で肺炎を

起こす事は頻繁にあり、肺炎は日本人の

三大死因の1つになっている事から

非常にリスクの高い疾患です。体の抵抗力

が強く、口腔内の衛生環境がきれいに保たれ

ていたら少々誤嚥をしても肺炎には

かかりません。肺炎にかかるのは

抵抗力の弱い高齢者や病気の方々です。

またやっとの思いで病気が回復し、ようやく

食事が摂れるようになった矢先にまた誤嚥を

起こし再び肺炎を発症、食事中止となるケー

スも非常に多いです。主治医や看護師さんが

悩み、どうやったら誤嚥を防げるのか、安全

に食事をスタートするためには何をすれば良

いか、どの様な食事形態が良いのか相談を

受けるわけです。それに対し私達が行う事は

口腔内の状態のチェック、実際に飲み込み

がどの様に行われているかの評価、

嚥下機能を高めるためのリハビリプランの

作成、リハビリの実施、患者さんの状態に

合わせた食事形態の指導、安全な食べ方の

指導などです。これらを医師、看護師を

はじめ理学療法士や栄養士、介護士の

方々とともにチームを組んで患者さんの

治療にあたります。その中で私自身が特に

注意をしてみているのが、口腔内の環境と

噛み合わせ、それに実際の食事の観察です。

特に無歯顎の方、奥歯の噛み合わせが無い方

には注意を払わなければいけません。

その理由として、私達は物を噛み砕き

飲み込みを行う時に上下の奥歯のを軽く

噛み合わせ、口を閉じ、舌を上顎に押し当て

陰圧を生じる事で食べ物を喉へ送るのです。

特に高齢になるほど上下の奥歯を軽く噛み合

わせる事で飲み込みのタイミングをはかる

傾向があるわけです。それが奥歯の噛み合わ

せがなければ下顎の安定がはかれず

嚥下に働く筋肉に影響が出て誤嚥が起こりや

すくなるわけです。そのため、奥歯の無い方

は出来るだけ義歯を入れて頂くように指導

しています。ただし義歯を入れればそれで

良いわけではなく、安定して奥歯でしっかり

噛める義歯をいれなければなりません。

適合の悪い義歯を入れては食事なんかする気

もしないですし、下手をすれば窒息のリスク

もあるので。嚥下に問題がある患者さんに

対しては一般的な義歯とは違う 少し特殊な

義歯(介護用義歯)を入れて食べて頂くように

しています。それである程度食事が出来る

ようであれば、出来るだけ形のある物を

噛む事を意識して食べて頂きます。

誤嚥や窒息のリスクから通常であれば

ゼリー食、ブレンダー食などの噛む必要の

無い物から食べて頂くのが通常ですが、

食事観察や嚥下評価などで問題無いと判断し

た場合は出来るだけ短いスパンで 形のある

物を食べて頂く方が 上手くいくケースが多い

からです。はじめは医師や看護師さんから

反対される事が多かったですが、最近では

理解を得る事ができています。

歯でしっかりと噛む事で唾液の出が良くなり

口腔内が潤い、噛む事が脳への刺激になり、

噛む事が衰えていた嚥下機能を賦活させ、

噛む事が消化器系の働きをサポートして

ひいては全身の代謝をあげる、免疫力も上げ

るからです。しっかりと噛む事。噛める

環境を整える事が体の健康をとりもどす

きっかけになるのです。

 

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噛み合わせと姿勢

歯医者のひとり言。^_^

近年噛み合わせが全身にどの様な影響を

及ぼすか様々な研究が行われてきました。

例えば私達の日々の臨床の中でも、施設に

入所中の高齢の患者さんが義歯を入れて

上下でしっかり噛み合わせ出来るように

してあげる事で転倒の回数が減った

等という事をよく経験します。多くの

歯科医や医師の方々も経験されている

事でしょう。しかしこれは今になって

分かった事ではありません。

私達が歯学部の学生の頃にも同じ話を聞いた

事があります。

けど正直な所、当時はその理由について深く

考えた事は無かったです。また今患者さん

から質問されてその理由を明確に答える

事が出来る歯科医や医師はどの

程度いるかも疑問です。もしかしたら疑問

にすら思わない歯科医、医師もいるかも

知れません。(^^;;

高齢の方の転倒が減った理由はこうです。

咬合(噛み合わせ、噛み締め)は足関節

に関わるヒラメ筋(関節の伸展)の

拮抗筋である前脛骨筋にも反射を促進

する効果があります。噛み締めにより

相反性Ia 抑制が減弱される事を意味し、

これにより筋肉の共縮が起こりやすく

なる。つまり簡単に言えば、

「噛み合わせる事により関節が固定され、

姿勢の維持に役立つ」という事なのです。

私達の日常の動作を思い返してみて下さい。

衝撃に耐える時、重い物を持ち上げる時、

つまづいてこけそうになり、足を踏ん張った

時、私達は当たり前のように歯を食いしばる

、噛み締めているのです。

 

良書。オススメです。^ ^

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咀嚼。

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邪馬台国卑弥呼 51分/3990回

戦前の日本人 22分/ 1420回

現代人 11分/ 620回

 

上の数字は一回の食事にかける時間と


噛む回数を表しています。

 

いかに現代人がよく噛まずに食事をしているか


噛まない食形態を好んでいるか。

 

噛む事がいかに健康に影響を与えているか


もう一度その重要性を見直してみませんか?

 

初めまして。

9/7にめでたく長男が誕生しました。😊😊

 

仕事の関係で出産当日は会えず、その2日後金曜日の夜に沖縄に向かいました。

 

妻が入院している病院は北部名護市にあるので、那覇から2時間近く車でかかる。

 

焦る気持ちを抑えながら高速を飛ばす。

 

病院に着いたのは夜8時前だった。病院に行くと妻がベッドに座っていた。

 

院長先生から話があるとの事で早速面会室へ。

院長からは帝王出産の経過と息子の状態の説明があった。その前に術中に妻の体の中で大きなミスがあった事を説明、謝罪された。

 

手術なので、riskが無いわけではない。細心の注意を払ってもミスは発生するもの。だからと言ってそれは許されるわけではない。 

 

色々と納得いかない点は多いが、家族での話し合いの末 大事にはしないと決めた。

 

注意深く経過を観察し必要に応じて専門医が診てくれるとの事である。

 

話を戻し、ようやく息子に会えた。まだ小さく小さく触る際に恐怖をかんじた。

 

でもやっぱり可愛い。愛おしくて仕方ない位に。皆自分の子が1番という理由も変わる。

 

あとは無事に退院してくれたと思うf:id:nankurux:20160913004152j:image